[メイン] 仮置 : x5 3d6 #1 (3D6) > 11[4,4,3] > 11 #2 (3D6) > 8[3,1,4] > 8 #3 (3D6) > 10[3,4,3] > 10 #4 (3D6) > 4[1,1,2] > 4 #5 (3D6) > 10[1,4,5] > 10

[メイン] キャラ思いつかないから先着一名で好きなの入れろ : x5 3d6 #1 (3D6) > 12[5,2,5] > 12 #2 (3D6) > 10[1,6,3] > 10 #3 (3D6) > 5[1,3,1] > 5 #4 (3D6) > 12[1,6,5] > 12 #5 (3D6) > 10[4,2,4] > 10

[メイン] 風呂坊 : x5 3d6 #1 (3D6) > 14[3,5,6] > 14 #2 (3D6) > 6[2,1,3] > 6 #3 (3D6) > 11[4,3,4] > 11 #4 (3D6) > 9[2,2,5] > 9 #5 (3D6) > 11[4,6,1] > 11

[メイン] 大野 仁子(おおの にこ) :  

[メイン] 大野 仁子(おおの にこ) :  

[メイン] 大野 仁子(おおの にこ) :  

[メイン] 大野 仁子(おおの にこ) : ─────季節は7月初頭。
まだ7月に入ったばかりだというのに、肌を突き刺すような暑さが続く今日この頃。

[メイン] 大野 仁子(おおの にこ) : 「あっつ~」

[メイン] 大野 仁子(おおの にこ) : 朝礼前の教室、肌が汗でびっしゃりと濡れているポニーテールの少女は手うちわで仰ぎながら
教師の到来を待っていた。
クーラーはどうやら故障中のようだ。

[メイン] ローズ : あまりの暑さにうなだれて喋る元気もない

[メイン] Chara(Storyshift) : ボ~っと外を眺めてる

[メイン] 大野 仁子(おおの にこ) : 「ちょっとローズ~、その暑そうな棒しまってよ~」

[メイン] 大野 仁子(おおの にこ) : ライトセーバーのことである。

[メイン] 大野 仁子(おおの にこ) : 「Charaは、あはは~、こんな猛暑日だっていうのに
 相変わらず涼しげな顔してんね~」

[メイン] ローズ : 「ミーもしまいたいけどしまう元気もないのネ…」

[メイン] 大野 仁子(おおの にこ) : 机に置いたスポドリを飲みながらも
デジタルカメラをピ、ピ、と動かしながら
新聞部員として活動してきた記録の数々を楽しそうに見ていた。

[メイン] Chara(Storyshift) : 「私かい?まあね」

[メイン] Chara(Storyshift) : 「この服はオールシーズン対応だし」
よく見ると暑苦しそうなパーカーからファンの音が
空調着きのパーカーだ

[メイン] 大野 仁子(おおの にこ) : 「すっごい技術だね~……それどこで売ってるのか超気になる~」

[メイン] 大野 仁子(おおの にこ) : 「……あ、そうだ、厚~!見てみてこの写真~!」

[メイン] 大野 仁子(おおの にこ) : 隣に座る男へ、デジタルカメラの画面を見せる。
真っ暗な夜空に浮かび上がる、赤い光を撮影したものだ。
おそらくは、何かの星かもしれないが、仁子はこれを─────。

[メイン] 大野 仁子(おおの にこ) : 「UFOみたいでしょ~!てか、そうじゃない~!?」

[メイン] 大野 仁子(おおの にこ) : 彼女の名は、大野 仁子(おおの にこ) 。
新聞部に所属する、日々「オカルト」を追い求める
ジャーナリズム魂燃える少女だ。

[メイン] 大野 仁子(おおの にこ) : ─────と、隣の席へ視線を移すも。

[メイン] 大野 仁子(おおの にこ) : 「………あれ?」

[メイン] 大野 仁子(おおの にこ) : もう教師が到来する時刻だっていうのに、来ていない。

[メイン] 大野 仁子(おおの にこ) : 「? アイツ、遅刻でもしてんのかな?」

[メイン] ローズ : 「さァ…?珍しいこともあるネ……」

[メイン] 大野 仁子(おおの にこ) : それならそれで、連絡してくれればいいのに、なんて思いながら。
だらりと椅子に凭れ掛かり。

[メイン] 大野 仁子(おおの にこ) : 「あはは~!この暑さにばてちゃったとか、そんなんかな~?」

[メイン] 大野 仁子(おおの にこ) : 「……っと!もうそろそろ先生が来る時間かな?」

[メイン] 大野 仁子(おおの にこ) : ちらりと、教室の入り口の方へ視線を向ける。

[メイン] 教師 : ガラリと扉を開けて、教師が入ってくる。

[メイン] 教師 : 教壇に立ち

[メイン] 教師 : 「おはようございます」

[メイン] 大野 仁子(おおの にこ) : おはよ~ございま~す。と気だるげに返しながら。

[メイン] 大野 仁子(おおの にこ) : ……ま、とりあえずは、退屈な授業から、だねぇ。

[メイン] 教師 : 「さて、皆さんには残念なお知らせがあります」
犬飼の席を見つめて

[メイン] 教師 : 「今日から犬飼君がしばらく家の事情で学校を休学することになりました」

[メイン] 大野 仁子(おおの にこ) : 「─────え?」

[メイン] 大野 仁子(おおの にこ) : その言葉に、目を大きくする。

[メイン] 大野 仁子(おおの にこ) : そしてまた、彼が座っていたはずの机へ視線を移し。

[メイン] 大野 仁子(おおの にこ) : 「……家の、事情……
 ……そっかぁ……」

[メイン] ローズ : 「へ~! 道理で来てなかったわけダネ」

[メイン] 大野 仁子(おおの にこ) : 少し、寂しげな表情をしながら、はぁ、と溜息。

[メイン] Chara(Storyshift) : そのまま話を聞く

[メイン] 教師 : 「何でも親御さんがご病気らしくて、色々と大変みたいなの」

[メイン] 教師 : 「まだはっきりした期間は分かっていないけれど、戻ってきたら助けてあげてね」

[メイン] 大野 仁子(おおの にこ) : ……なるほどね、アイツ、大変だったんだ。

[メイン] 大野 仁子(おおの にこ) : だから~、それならそうと、言ってくれれば良かったのに。

[メイン] GM : <知識>または<アイデア>を振れます

[メイン] 大野 仁子(おおの にこ) : CCB<=(14*5) 【アイデア】 (1D100<=70) > 53 > 成功

[メイン] ローズ : CCB<=50 (1D100<=50) > 57 > 失敗

[メイン] Chara(Storyshift) : CCB<=55 あいであ (1D100<=55) > 98 > 致命的失敗

[メイン] ローズ : 🌈

[メイン] Chara(Storyshift) : どうして…

[メイン] GM : 仁子は犬飼は母子家庭で、母親との2人暮らしということが分かる。

[メイン] GM : Charaは犬飼の顔も思い出せませんね

[メイン] ローズ : 関係更に希薄に

[メイン] Chara(Storyshift) : (誰だっけ…?)

[メイン] 大野 仁子(おおの にこ) : 「………」

[メイン] 大野 仁子(おおの にこ) : お母さんが、病気に……。

[メイン] 大野 仁子(おおの にこ) : たった一人の、家族だって、前に私は聞いた。

[メイン] 大野 仁子(おおの にこ) : ………今頃アイツ、苦しい想い、してんのかな。

[メイン] 大野 仁子(おおの にこ) : はぁ~~~~~~~~~。

[メイン] GM : この日から、犬飼は学校を休学する。

[メイン] 大野 仁子(おおの にこ) : 「─────ちょっとお見舞い、行こうかな」

[メイン] 大野 仁子(おおの にこ) : そう、ぽつりと呟くのだった。

[メイン] 大野 仁子(おおの にこ) :  

[メイン] 大野 仁子(おおの にこ) :   

[メイン] 大野 仁子(おおの にこ) :  

[メイン] GM : それから1ヶ月後。探索者が所属する新聞部の部室。

[メイン] 大野 仁子(おおの にこ) : 「やっほ~!沙夜~!」

[メイン] 大野 仁子(おおの にこ) : デジタルカメラを片手に、にへらとした表情で部室に訪れる。

[メイン] ローズ : 「ハロー部長」
訪れる

[メイン] Chara(Storyshift) : 「こんにちは部長さん」

[メイン] 一色沙夜 : 「あら?今日は早いのね」
3人を一瞥して、手元の本に目を戻す。

[メイン] 大野 仁子(おおの にこ) : 「あはは~!そりゃあね!」

[メイン] 大野 仁子(おおの にこ) : 「新聞部として!1日たりとも休めませんからな!」

[メイン] サスケ : 一方で、壁にもたれる
黒髪黒服の男

[メイン] 大野 仁子(おおの にこ) : 「……お?」

[メイン] 大野 仁子(おおの にこ) : ふと、視線を沙夜 の持つ本へ。

[メイン] Chara(Storyshift) : 「涼しいからね、ここ」
最近どこの部屋もエアコンがダメになっていたのだった

[メイン] 大野 仁子(おおの にこ) : 「その本はなんですかい?」

[メイン] 大野 仁子(おおの にこ) : きょとん、と小首を傾げ。

[メイン] 一色沙夜 : 「それは感心ね」
本から目を離さず淡々と答える。

[メイン] サスケ : 夏にも関わらず、暑そうな格好ではあるが何一つ動かさず
新聞を読み進めており

[メイン] 一色沙夜 : 「うん?これ?」
本を閉じ、表紙を見せる。

[メイン] 大野 仁子(おおの にこ) : 「……ラノベで分かる……」

[メイン] GM : 「ラノベで分かるネクロノミコン 眠ったままのアイツが不死身すぎる」
原作:アブドゥル・アルハザード
日本語訳・構成・イラスト:成宮 奈瑠

[メイン] サスケ : 「ネクロノミコンか」

[メイン] 大野 仁子(おおの にこ) : 「……ねくろのみこん……?」

[メイン] 大野 仁子(おおの にこ) : ちらりと、顧問の先生の方を向き。

[メイン] 大野 仁子(おおの にこ) : 「それって、なんです?」

[メイン] ローズ : アイデアで知っているかどうか判定できたりする?

[メイン] GM : <アイデア>いいですよ

[メイン] ローズ : CCB<=50 アイデア (1D100<=50) > 46 > 成功

[メイン] サスケ : 「ラヴクラフトが描いた架空の書物だ」

[メイン] GM : 最近発売されたライトノベル風のオカルト本。表紙を萌え絵で装丁された文庫サイズの本で、海外の何かの専門書を日本語に分かりやすく翻訳したもらしく、要所要所にイラストによる解説が付け加えられている。

[メイン] 大野 仁子(おおの にこ) : 「ほへ~~~……そんなものがあるんだ~」

[メイン] 大野 仁子(おおの にこ) : 「沙夜、なんかすっごいハマってそうだね?
 そんなにそれ、面白いの?」

[メイン] ローズ : 「最近発売されたばかりのオカルト本をもう持っているなんて流石部長ネ」

[メイン] 一色沙夜 : 「面白いわよ。あなたも読んでみる?」

[メイン] 大野 仁子(おおの にこ) : 仁子自身も、オカルト自体はとてつもなく強い興味を示している。

[メイン] 大野 仁子(おおの にこ) : 「!!! いいの!?読む読む~!」

[メイン] GM : 仁子は<オカルト>を振れますね

[メイン] 大野 仁子(おおの にこ) : CCB<=80 判定【オカルト】 (1D100<=80) > 65 > 成功

[メイン] ローズ : 「ミーも読みたいけどここは仁子に譲るネ」

[メイン] 大野 仁子(おおの にこ) : へへへ!ごめんね!とローズへウインクし。

[メイン] GM : この本の原典はアラビア人のアブドゥル・アルハザードという人物によって書き記されたもので、現在はアメリカ・ミスカトニック大学の図書館などに収められているということが分かる。原典と比べると大幅に簡略化されてはいるものの、そこには太古の地球を支配したという巨大な怪物や神話の神々、様々な魔術の奥義や古代の知識が記されており、読んだものは脳が焼けるとも言われている。この本を読み、理解するために必要な時間は平均3週間。SANc(1d3/1d10)

[メイン] 大野 仁子(おおの にこ) : CCB<=70 【SANチェック】 (1D100<=70) > 27 > 成功

[メイン] 大野 仁子(おおの にこ) : 1d3 (1D3) > 1

[メイン] system : [ 大野 仁子(おおの にこ) ] SAN : 70 → 69

[メイン] 一色沙夜 : 「どうかしら?」

[メイン] 大野 仁子(おおの にこ) : 「─────うっおぉ………!?!」

[メイン] 大野 仁子(おおの にこ) : 思わず声が漏れる。一気に脂汗が滲み出て。

[メイン] サスケ : 「あまりいい趣味とは思えんな」

[メイン] 大野 仁子(おおの にこ) : 「こ、こ……こんなの………」

[メイン] 大野 仁子(おおの にこ) : 「─────凄すぎるッッ!!!!!」

[メイン] 大野 仁子(おおの にこ) : 目がキラキラと輝き始める。

[メイン] 一色沙夜 : 「ふふ…あなたはわかってくれるのね」
満足げに

[メイン] 大野 仁子(おおの にこ) : 「すっごい!!すごいよこれ!!!
 こんなのがこの世にあるんだね!?」

[メイン] 大野 仁子(おおの にこ) : 「あはは!さっすが沙夜!いいねぇ~~!!
 こういうのよく知ってるね!!
 いいな~!いいなぁ~!!」

[メイン] 大野 仁子(おおの にこ) : 「うおおおお~~~~!!私の、オカルトを探求する
 ジャーナリスト魂が燃えてきた!!!」

[メイン] ローズ : 「まあこんなふうにテンション上がりすぎているとサスケサンがいい趣味じゃないって言うのもちょっとわかるネ…」
読んだだけでハイテンションになっている仁子を見てちょっとこの本怖いんじゃないかと思った

[メイン] サスケ : 「時と場合と案件は選ぶ事だな」

[メイン] サスケ : 「洒落にならない物もこの世には無数に存在している。無理に首を突っ込む物ではない、と前置きした上で」

[メイン] サスケ : 「何かあるか?」
沙夜の方を向き、尋ねる

[メイン] 大野 仁子(おおの にこ) : ……オカルトを探求する新聞部なのに、何言ってるんだろう?なんて思いながら。

[メイン] サスケ : いきなりこんなものを読み始めたのだ。
何かしら兆候があってもおかしくない

[メイン] 一色沙夜 : 「そうね。今日の活動内容を話しておかないと」

[メイン] 一色沙夜 : 彼女は長い髪をかきあげると、抑揚のない声で話し始める。

[メイン] 大野 仁子(おおの にこ) : 「おっ!!待ってました~!!」

[メイン] 一色沙夜 : 「あの事件。また起きたらしいわ」

[メイン] 一色沙夜 : 「被害者はまた20代の若者。遺体が発見されたのは、商店街の近くよ」

[メイン] 大野 仁子(おおの にこ) : 「またですか!?」

[メイン] GM : “また”というのは、最近巷を騒がしている連続猟奇事件のことだ。事件が始まったのは2年前。主に狙われるのが高校〜大学生くらいの若い男女。朝の新聞記事には「またしても同一人物の犯行」「犯人は異常者か」「周辺住民は不安な夜を過ごす」などといった見出しが書き連ねられていた。

[メイン] 大野 仁子(おおの にこ) : ぐいっ!と態勢を前に出しながら。

[メイン] ローズ : 「サノバビッチ!ミーとってもこわいネ」

[メイン] 大野 仁子(おおの にこ) : 「まだ捕まっていないだなんて、本当にやばいよね~!!」

[メイン] Chara(Storyshift) : 「そういえば今日テレビでもやってたね」

[メイン] 大野 仁子(おおの にこ) : 「でもでも、こういう未解決事件って
 ……やっぱり、燃えるよね~!」

[メイン] サスケ : 「それを話題に出したということは」

[メイン] サスケ : その先は言わない。
言わなくとも絶対にやるという負の信頼でもある。

[メイン] 一色沙夜 : にやりと笑って

[メイン] 一色沙夜 : 「これは報道されてはいないみたいだけれども」

[メイン] 一色沙夜 : 「犯人は被害者を殺害した後、遺体を切り取っているそうよ」

[メイン] 一色沙夜 : 「切り取られたのは遺体の頰、太腿、脇腹、胸」

[メイン] 大野 仁子(おおの にこ) : わぁ~お。と声に漏らしながら。

[メイン] 一色沙夜 : 「まるで肉付きのいい柔らかな部位だけを選ぶようにね」

[メイン] 大野 仁子(おおの にこ) : 「まるで、解体屋さんだ!」

[メイン] 大野 仁子(おおの にこ) : 沙夜の言葉をメモに取りながら、ふむふむ、と頷き。

[メイン] GM : 現在、この尾謀市立・尾謀高校では、3つの話題が生徒たちの関心を集めていた。彼女が話すこの事件も、そのうちの1つだ。

[メイン] GM : 1.尾謀市近隣に潜む、連続猟奇殺人鬼の噂
2.廃墟のビルに出没するという悪霊の噂
3.「ラノベで分かるネクロノミコン」発売

[メイン] サスケ : 「人肉愛好者なのかもな」

[メイン] ローズ : 「こわい」

[メイン] 大野 仁子(おおの にこ) : 「人肉!?うひゃ~~~!!まさかの現代日本に!?」

[メイン] Chara(Storyshift) : 「…それで、まさか切り取られた死体を探せって?」
半ば冗談で

[メイン] 大野 仁子(おおの にこ) : 「ますます気になってきた!
 それに何よりも─────」

[メイン] 大野 仁子(おおの にこ) : バンッ!と立ち上がり。

[メイン] 大野 仁子(おおの にこ) : 「いいね!!悪霊!!オカルト調査はこの私に、お任せ~~~!!」

[メイン] 一色沙夜 : 「死体を探すのとは違うんだけど」

[メイン] 一色沙夜 : 「とりあえず今話題の噂を追ってみるというのはどうかと思うの」

[メイン] 大野 仁子(おおの にこ) : 賛成~~~!!と手を上げ。

[メイン] 大野 仁子(おおの にこ) : 「なんせ私達は─────」

[メイン] サスケ : 「食い付きは確かにいいからな」

[メイン] 一色沙夜 : 「そしてそれを今度のOHAKA TIMESの記事にするの」

[メイン] 大野 仁子(おおの にこ) : 「─────そう!!」

[メイン] 大野 仁子(おおの にこ) : 沙夜を指差し、ニヤリと笑う。

[メイン] 大野 仁子(おおの にこ) : 「オカルトネタに食いつく、ジャーナリストだからね!」

[メイン] 大野 仁子(おおの にこ) : わっはっは!と笑いながら。

[メイン] 大野 仁子(おおの にこ) : 「それじゃ!早速調査に行って参りたいと思います!」

[メイン] サスケ : 言っても止まらんな、コレは。

[メイン] 大野 仁子(おおの にこ) : 敬礼ポーズを取った後、悪霊の噂が囁かれている廃墟ビルへと真っ直ぐ向かうため
部室の扉を大きな音を立てて、飛び出る。

[メイン] Chara(Storyshift) : 「……行くの早いね」

[メイン] ローズ : 「調査に行くのはいいけどどこ調べるつもりなのネ…?」

[メイン] 大野 仁子(おおの にこ) : 仁子は根っからの─────

─────"探索者"なのだ。

[メイン] Chara(Storyshift) : 「……所で先生はどうするの?」
視線をサスケにやる

[メイン] サスケ : 「適度に申請だけして着いていく」

[メイン] サスケ : 「わかったら行け、副顧問も楽ではなさそうだ」

[メイン] ローズ : 「ありがたい話ネ。ことがことだけにミーたちだけじゃチョト不安だったヨ」

[メイン] Chara(Storyshift) : 「はいよ、それじゃあボチボチ行こうかね」
と言いつつ

[メイン] Chara(Storyshift) : ポケットからチョコバーを取り出し食う

[メイン] Chara(Storyshift) : 「これ食ってから」

[メイン] サスケ : 「そうか」

[メイン] サスケ : 一方で副顧問を名乗る男はペンを取り出している

[メイン] サスケ : 何故か?

[メイン] サスケ : 殺人鬼が関わっていて、何か良からぬ感覚もあるなら

[メイン] サスケ : 遺書くらい書いておいた方が楽だろう?

[メイン] サスケ : 例えば───
白い部屋に閉じ込められでもしたら、それを届けるのにも面倒だからな

[メイン] サスケ :  

[メイン] サスケ :  

[メイン] 一色沙夜 : 本を本棚に直し、自分もどこかへ向かおうと扉の前まで歩く。

[メイン] ローズ : 「んで部長、殺人鬼の噂を調べる当てはあるんですカ?」

[メイン] サスケ : 座ったまま、副顧問の男は口を開く

[メイン] サスケ : 「手っ取り早い場所が一つある」

[メイン] 一色沙夜 : 「インターネットを使おうと思ってたけど」
「さっきの報道されてない情報もそこから知ったことだし」

[メイン] 一色沙夜 : 「あら?先生に何か妙案が?」

[メイン] サスケ : 「警察だ」

[メイン] ローズ : 「へ~!ネットは便利ネ。そしてサスケさんの提案はそれはそう」

[メイン] Chara(Storyshift) : 「確かにそっちが手っ取り早いね」

[メイン] 一色沙夜 : 「なーんだ。普通ね」

[メイン] サスケ : 「馬鹿を言え」

[メイン] サスケ : 「普通が1番だろう」

[メイン] ローズ : 「王道な手段を取るのは悪いことではないネ。ここは間を取って警察に行きながらネットを調べようヨ」

[メイン] 一色沙夜 : ふむ、一理あるわねと納得する。

[メイン] 一色沙夜 : 「わかったわ。それじゃ向かいましょうか」

[メイン] ローズ : 「決まりネ」

[メイン] Chara(Storyshift) : 「おっけ~」

[メイン] ローズ : というわけでノイマンならコンピューターの祖なんだからインターネットぐらい楽勝ってことでネットで調べていい?

[メイン] GM : どうぞ!

[メイン] ローズ : CCB<=75 ノイマン (1D100<=75) > 30 > 成功

[メイン] GM : 街に潜む連続殺人鬼

[メイン] GM : この事件は数年前から、この街の近隣で発生している。被害者はいずれも若い男女で、死因は絞殺や撲殺。手口から、犯人は同一犯とみられている。
現時点での被害者は13名にものぼり、この地域では他にも多数の若者が行方不明になっていることから、遺体が発見されていないだけで、実際にはさらに多くの被害者がいるものと考えられる。

[メイン] GM : 遺体はいずれも頰や太腿、脇腹、胸部などの肉が刃物で切り取られていた。司法解剖の結果、いずれの被害者も胃の中が空になっていたことが分かっている。これは犯人が被害者をどこかに監禁し、少なくとも半日以上、何も食べさせずに生かしておいた後に殺害したためだと言われている。
<生物学>または<医学>を振れますね

[メイン] Chara(Storyshift) : 調べるで医学していい?

[メイン] GM : どうぞ!

[メイン] Chara(Storyshift) : CCB<=90 調べる (1D100<=90) > 49 > 成功

[メイン] GM : 食事を与えず監禁するというこの行為には、食肉用の家畜動物を屠殺する前に、しばらく餌を抜いたりするのと同じく、腸内の雑菌の繁殖を抑える効果があることに気付く。

[メイン] ローズ : 「ミーは生物学とかは自信ないからCharaにも協力してもらって調べたよ。サンキューネ」
情報を共有する

[メイン] Chara(Storyshift) : 「……」
オエッ

[メイン] Chara(Storyshift) : 「とりあえず犯人は予想以上に碌でもなさそうだ」

[メイン] 一色沙夜 : 「ふふふ。ワクワクしてきたわね」

[メイン] ローズ : 「部長はこれでワクワクするのか…流石だネ」

[メイン] 一色沙夜 : 「新聞のネタはこういうのがいいのよ」

[メイン] Chara(Storyshift) : 「まあ過激な方が人は寄り付きそうだね」

[メイン] ローズ : 「ミーもゴシップは過激な方が好きだけどこれはちょっとハードすぎる気がするネ」

[メイン] ローズ : 「っと……もうすぐ警察署につくかナ?」

[メイン] サスケ : 「まあ、そちらの方で詳しく聞いておくとしようか」

[メイン] サスケ : 「もしも警察からの見解も合致していたのなら」

[メイン] サスケ : 「虎の尾を踏む前に退いた方が身のためかも知れんがな」

[メイン] GM : 警察でも同様の情報を得ますね

[メイン] ローズ : 「オオウ…」

[メイン] サスケ : 「……大人の立場としてはあまり首を突っ込むべきではないと提言するしかないのだが」

[メイン] Chara(Storyshift) : 「どうする?部長」

[メイン] 一色沙夜 : 「…答えはわかってるでしょ?」

[メイン] ローズ : 「やっぱり続行する気満々みたいネ」

[メイン] Chara(Storyshift) : 「だってさ」
やれやれとしたポーズでサスケの方を向きながら

[メイン] サスケ : ため息一つ、返答の代わりとして

[メイン] サスケ : 「次の新聞に載る記事は」

[メイン] サスケ : 「変死体が数名分発見されました、か」

[メイン] サスケ : 「小町程度の英雄譚かもな」

[メイン] Chara(Storyshift) : へえ、堅物かと思ってたけどそういうジョーク言うなんて以外だなあと顔が少しニヤつく

[メイン] サスケ : こういう時のために

[メイン] サスケ : 多少は若者の感性に合わせたからな。

[メイン] サスケ : ズレてるが。

[メイン] サスケ :  

[メイン] サスケ :  

[メイン] 大野 仁子(おおの にこ) :  

[メイン] 大野 仁子(おおの にこ) : ─────そうして、廃墟ビルの悪霊の噂話に関する情報を、他部員に連絡し。

[メイン] 大野 仁子(おおの にこ) : その中で、仁子が気になったものとして、『墓石商店街』を挙げた。
その理由?それは深く書かない。

[メイン] 大野 仁子(おおの にこ) : 仁子が、単に気になっただけだからだ。

[メイン] 大野 仁子(おおの にこ) : 気になる場所に向かう、それが仁子という
─────"探索者"なのだ。

[メイン] 大野 仁子(おおの にこ) :  

[メイン] 大野 仁子(おおの にこ) : そして商店街に着き─────。

[メイン] 大野 仁子(おおの にこ) : 「いやはや、みんなも来てくれるだなんてね~!
 あはは~!私としても、心強いよ~!」

[メイン] サスケ : 「何度か忠告したのだがな」

[メイン] ローズ : 「いやーミーたちもちょうど行くところ無くなってたからちょうどよかったんだよネ」

[メイン] サスケ : 「それで」

[メイン] 一色沙夜 : 「私もちょっと用事があったからちょうど良かったわ」

[メイン] 大野 仁子(おおの にこ) : 「ほへ~!そうなんだね!それなら良かった!」

[メイン] サスケ : 「一つ不可解なことがある、ネクロノミコンだったか?それの話、まだ続きがあるんじゃないか?」

[メイン] 大野 仁子(おおの にこ) : じゃあウィンウィンってことで!とはにかみつつ。
サスケの言葉に反応し、ちらりと沙夜の方を向く。

[メイン] 一色沙夜 : 「…聞きたいの?」

[メイン] 大野 仁子(おおの にこ) : 「へ~?そうなんだ!?超気になる!」

[メイン] 大野 仁子(おおの にこ) : オカルト話は、大好きだ。大大大好きだ。
聞かないなんて選択肢は選ばない。

[メイン] ローズ : 「ミーも気になるネ」

[メイン] サスケ : 「後から実は、と言って無駄に伏線を増やすのはオカルトとは程遠いと思うがな」

[メイン] 一色沙夜 : 「わかったわ」
「…語らねばなるまい」

[メイン] 大野 仁子(おおの にこ) : ごくり、と唾を飲み込む。

[メイン] 一色沙夜 : 一色が探索者に「ラノベで分かるネクロノミコン」について話を始める。

[メイン] 一色沙夜 : 「あなたたち、夢は見たことあるわよね」

[メイン] 一色沙夜 : 「あの本によると、夢の中にはもう1つの世界があるらしいわ」

[メイン] 一色沙夜 : 「人はそこで、こっちの世界とは別の人間として暮らしているの」

[メイン] 大野 仁子(おおの にこ) : 「…………ふぅーん……」

[メイン] 一色沙夜 : 「その世界には、こちらの世界にはない魔法の数々や、様々な怪物たちが存在しているわ。例えば……」

[メイン] 大野 仁子(おおの にこ) : 普段、オカルト話に興味津々な仁子であるが─────。
─────まるで、"知っている"かのような顔で、話を聞く。

[メイン] 一色沙夜 : 彼女は淡々と、壮麗な光の都や空に浮かぶ街、人を乗せて空を飛ぶ馬頭の鳥、翼を持つ漆黒の魔物、千の顔を持つという神について語る。

[メイン] ローズ : 「ふんふん」

[メイン] 一色沙夜 : 「それから、人の死体を食べる怪物。この怪物は元は人間だったけれど、墓場の神の呪いの書を読んで、屍肉しか食べれない体になってしまったの」

[メイン] 一色沙夜 : 「そして人の屍肉を食べ続けるうちに、次第に心も体も、完全な怪物へと変貌していくのよ」

[メイン] 大野 仁子(おおの にこ) : 「……なるほどねぇ、死体を食べる怪物……ね」

[メイン] Chara(Storyshift) : 「……ふぅん」

[メイン] 大野 仁子(おおの にこ) : 思うことがあり、目を細めながら。

[メイン] GM : 一色の話を聞き、ネクロノミコンに記された冒涜的な知識の一片に触れてしまった探索者はSANc(0/1)

[メイン] サスケ : 「何か心当たりが?」

[メイン] サスケ : ccb<=91 (1D100<=91) > 69 > 成功

[メイン] ローズ : CCB<=60 SAN (1D100<=60) > 84 > 失敗

[メイン] 大野 仁子(おおの にこ) : CCB<=69 【SANチェック】 (1D100<=69) > 73 > 失敗

[メイン] system : [ ローズ ] SAN : 60 → 59

[メイン] system : [ 大野 仁子(おおの にこ) ] SAN : 69 → 68

[メイン] Chara(Storyshift) : CCB<=45 (1D100<=45) > 31 > 成功

[メイン] ローズ : 「SW並みに壮大な世界観に圧倒されそうネ」

[メイン] 大野 仁子(おおの にこ) : ─────"過去"の記憶が、仁子の精神をゆっくりと蝕みつつ。

[メイン] 一色沙夜 : 「仁子は何か掴んだの?」

[メイン] 大野 仁子(おおの にこ) : 「……ん?あ、ああいや
 ま~~……なんだろ」

[メイン] 大野 仁子(おおの にこ) : 「……もしさ、自分の大切な人が、そうなっちゃったとしたら」

[メイン] 大野 仁子(おおの にこ) : 「どういう気持ちになんだろうな~って、そう思っただけ
 特に気にしないで~」

[メイン] 大野 仁子(おおの にこ) : にへらと笑い、全員に軽く手を振りながら。

[メイン] 大野 仁子(おおの にこ) : 「さてさて!兎にも角にも、私はこの商店街が怪しいって睨んでるわけ!
 皆の者!取材の時間ですぞ~~!!」

[メイン] サスケ : 一色の話は一切動じずに聞いており、その様子を片目を細めて見た後に

[メイン] サスケ : 「具体的には?」

[メイン] ローズ : 「それはそう」

[メイン] 大野 仁子(おおの にこ) : 「─────肉屋」

[メイン] Chara(Storyshift) : 夢の世界の話に少し考え込むように

[メイン] 大野 仁子(おおの にこ) : 一人歩き、背中でそう応える。

[メイン] ローズ : 「ああそういえば確かに殺人鬼の行動はちょっと肉屋っぽかったネ」

[メイン] 大野 仁子(おおの にこ) : こくりと、ローズに頷き。

[メイン] 一色沙夜 : 「へぇ…興味あるわね」

[メイン] 大野 仁子(おおの にこ) : 「でしょ~、にしし、オカルトを探求する私ら新聞部なら
 ─────調べないだなんて手は、無いっしょ?」
ちらりと、後ろを向き、笑う。

[メイン] サスケ : 「論理立てて行動するのであれば止めはしない」

[メイン] サスケ : 「何が出て来るかはわからんがな」

[メイン] ローズ : 「とりあえず肉屋を見に行くネ」

[メイン] サスケ : と、少し歩く方向を変えて

[メイン] サスケ : 「少しこちらも調べることが出来た。肉屋での監督責任は部長である一色に一任する」

[メイン] 一色沙夜 : 「…任されてしまったわ」

[メイン] 大野 仁子(おおの にこ) : およ?と目をパチパチとさせ、サスケの方を向く。

[メイン] 大野 仁子(おおの にこ) : 「……ちなみに、どちらへ?」

[メイン] サスケ : 「仏のところか」

[メイン] ローズ : 「オオウ…サスケサンもなかなか度胸あるネ」

[メイン] サスケ : 「慣れているからな」

[メイン] サスケ : 色々と。
こう言った事態には、特に。

[メイン] 大野 仁子(おおの にこ) : ……ほほう。なるほど、ね……。

[メイン] Chara(Storyshift) : 「……」

[メイン] 大野 仁子(おおの にこ) : 最近、副担任になってくれた先生で
……どこか、新聞部"らしく"ない雰囲気があって。

[メイン] ローズ : 「……?」(慣れている…? 案外グロ画像集めるのが趣味だったりするのかナ…?)

[メイン] 大野 仁子(おおの にこ) : ……理由は、分からない。
でも、この先生には─────"何か"が、ある。

[メイン] 大野 仁子(おおの にこ) : ……はは、事実は小説よりも奇なりだなんて言うけど。
まさしく、って感じ。

[メイン] 大野 仁子(おおの にこ) : これだから、この世界は面白い。

[メイン] 大野 仁子(おおの にこ) : そして─────それぞれは別行動することとなった。

[メイン] 大野 仁子(おおの にこ) :  

[メイン] 大野 仁子(おおの にこ) :  

[メイン] 大野 仁子(おおの にこ) :  

[メイン] 大野 仁子(おおの にこ) : そして─────私達は、部長の引率の下、肉屋を回ることとなった。

[メイン] 大野 仁子(おおの にこ) : 「お肉、にっくにっく~♪」
よく分からない歌を歌いながら、歩いている。

[メイン] GM : 肉屋の店先には商品の並んだショーケースが1つあるだけで、その上にレジが設置されている。レジの内側には男の店員が1人立っていて、やってきた客は店先から店員に肉を注文する、昔ながらの小さな店舗だ。
今ではこうした食肉店は珍しく、客の多くは大手のスーパーか、もしくは高級肉を扱う専門店に移ってしまった。しかし閑古鳥が鳴いている商店街にも関わらず、この店の店頭には絶えず客の往来がある。

[メイン] 大野 仁子(おおの にこ) : 「ん~~~?割と結構お客さんが来てるみたいだね?
 中々美味しいお肉だったりするのかな?」

[メイン] ローズ : コロッケとかとんかつとか売っていたりする?

[メイン] Chara(Storyshift) : チョコくれ

[メイン] 肉屋 : 「へいらっしゃい」

[メイン] 肉屋 : 「チョコは売ってねぇなぁ」

[メイン] 大野 仁子(おおの にこ) : 「お!どうもおじさん!
 いやはや、儲かってますか~?」

[メイン] 大野 仁子(おおの にこ) : へらへらと笑いながら、明るい調子で話しかける。

[メイン] 肉屋 : 「まあぼちぼちってとこだね」

[メイン] ローズ : 「残念だったネ Chara」

[メイン] Chara(Storyshift) : 「え~」

[メイン] 大野 仁子(おおの にこ) : 「ぼちぼちですか~!あ、我々実は、新聞部をやっている者でして~!
 ちょっとお話伺いできればな~?なんて!」

[メイン] 大野 仁子(おおの にこ) : あはは~!とCharaに笑いつつ。

[メイン] 肉屋 : 「うん?なにかな?」

[メイン] 大野 仁子(おおの にこ) :
          ・・・・
「─────ここって、何のお肉、売ってるんです?」

[メイン] 肉屋 : 「うん?普通に牛や豚を売ってますよ」

[メイン] 大野 仁子(おおの にこ) : へぇ、と頷き。
ちらりと、ローズとCharaの方を向く。

[メイン] GM : 販売されているのは牛や豚など、一般的なものだ。値段はちょっとお買い得。
その他に、手作りコロッケやハンバーグなどのお惣菜も並んでいる。

[メイン] Chara(Storyshift) : 調べるで心理学

[メイン] GM : わかりました
心理学は80までなのでそれで振りますね

[メイン] GM : s1d100 (1D100) > 95

[メイン] GM : Charaは彼の話していることは本当のことだと思いますね

[メイン] ローズ : SWハラでフォースの超能力で読心できる?

[メイン] GM : わかりました

[メイン] Chara(Storyshift) : 仁子に横に首を振る

[メイン] GM : s1d100 (1D100) > 87

[メイン] GM : ローズもCharaと同じように思います

[メイン] ローズ : 「フォースが語り掛けている…ここの肉屋の店はおいしい牛と豚を売っていると……」

[メイン] 大野 仁子(おおの にこ) : Chara、そしてローズの答えを見て、目をパチパチとさせる。

[メイン] 大野 仁子(おおの にこ) : 「……なるほどぉ、うん、わかったよ
 二人ともありがと!」
にこりと笑い。

[メイン] 大野 仁子(おおの にこ) : 「あ、じゃあおじさん!最後に一つだけ!」

[メイン] 大野 仁子(おおの にこ) : そう言い─────携帯の写真から、厚の顔を見せる。

[メイン] 肉屋 : 「なにかな?」

[メイン] 大野 仁子(おおの にこ) : 「この子!ここに来てたりしない?」

[メイン] 肉屋 : 「ああ、その子か。よく来てるよ」
「たしか一ヶ月くらい前からだったか。2日に1度くらいの頻度でいらっしゃいますね」

[メイン] ローズ : 「へ~! 厚ってここの常連だったんだネ」

[メイン] 大野 仁子(おおの にこ) : 「ふむふむ……なぁ~るほど、なるほど……」
こくこくと頷きながら、メモを取りつつ。

[メイン] Chara(Storyshift) : 「へ~、何買ってたの?」

[メイン] 肉屋 : 「余った豚の切り落としなどを」

[メイン] 肉屋 : 「今は大変でしょうから、少しでも体力を付けて頂けたらと思ってね」
「余ったものを安く提供させて頂いている」

[メイン] 大野 仁子(おおの にこ) : 「ははぁ~~~~、これまた商売が上手いですね~!」

[メイン] Chara(Storyshift) : 「へ~そういうこともやってるんだ」

[メイン] ローズ : 「はーユーアーカインドネ」

[メイン] 肉屋 : 「この店に来る方は皆、顔なじみだから仲良くやってるんですよ」

[メイン] 肉屋 : 「親御さんが体調を崩されているそうで。大変ですね、彼も」

[メイン] 大野 仁子(おおの にこ) : あ、知ってらっしゃるんですね~……。と口にし
こくりと頷く。

[メイン] 大野 仁子(おおの にこ) : 「厚も、大変な時期ですからね……」
………"大変"、なんだろうねぇ。

[メイン] 肉屋 : 「私からも力になれればという思いですね」

[メイン] ローズ : 「なるほど…せっかくだしミーも肉買わせてもらいますネ。おいしそうですシ」

[メイン] 大野 仁子(おおの にこ) : お……!と、ローズの方へ視線を。
ナイスな案だ。

[メイン] 肉屋 : 「わかりました。どれになさいますか?」

[メイン] ローズ : 「じゃあコロッケととんかつと豚と牛のロースを200gずつ…」

[メイン] 大野 仁子(おおの にこ) : 「あははは!ローズも食いしん坊だね~!
 いいねいいね!じゃあ私もお金出すよ~!」

[メイン] Chara(Storyshift) : 「食い過ぎじゃない?まあいいけど」

[メイン] 肉屋 : 品物を包装し、袋に詰める。

[メイン] ローズ : 「ミーからすればこの国の人たちの方が食わなさすぎるんデース」

[メイン] 肉屋 : 「はいよ。お代は一千万円ね」
冗談交じりに。

[メイン] 大野 仁子(おおの にこ) : 「確かに、アメリカの接種カロリーって半端じゃないよね~」

[メイン] 大野 仁子(おおの にこ) : 「……って、ちょっとおじさん~~!足んないよ~!」
ぷくぅ、と少し頬を膨らませながら。

[メイン] ローズ : 「ホーリーシット! 物価がいつの間にかインフレしていたのーネ」

[メイン] 肉屋 : 「ははは。それじゃ千円にまけておこうか」

[メイン] ローズ : 「うわ!ありがとう!」

[メイン] 大野 仁子(おおの にこ) : 「本当!?やった~~!!めっちゃ安い!!」

[メイン] 大野 仁子(おおの にこ) : 「あ、Charaは帰りにアイス屋さん行く~?
 チョコアイス!最近暑いからね~!アイスの美味しい季節でしょ?」

[メイン] 大野 仁子(おおの にこ) : にしし、と笑いながら。

[メイン] Chara(Storyshift) : 「いいね、丁度甘いもの食べたかったんだ」

[メイン] 大野 仁子(おおの にこ) : 仁子も、ローズの払う半分くらいのお代を出しつつ。

[メイン] 大野 仁子(おおの にこ) : 「ふふ、ちょっと私も頭使いすぎて疲れちゃったから
 休憩だね、休憩~」

[メイン] 肉屋 : お代を受け取り、商品を手渡す。

[メイン] ローズ : 「ありがとうございマース」

[メイン] 大野 仁子(おおの にこ) : ありがと~!と仁子も肉屋に頭を下げつつ。

[メイン] 大野 仁子(おおの にこ) : 「沙夜もそれでいい?アイス屋!」

[メイン] 大野 仁子(おおの にこ) : ちらりと、沙夜の方を向く。

[メイン] 肉屋 : 「ありがとうございました」

[メイン] 一色沙夜 : 「あっ、ごめんなさい。ちょっと考え事をしていたわ」

[メイン] 一色沙夜 : 「えっと、なんだっけ?」

[メイン] Chara(Storyshift) : 「アイス食べに行かない?」

[メイン] 大野 仁子(おおの にこ) : 「ちょっとちょっとぉ~!部員に労働押し付けて
 自分はお休み中だったわけ~?」

[メイン] 大野 仁子(おおの にこ) : ふくれっ面を沙夜に見せつつ。
Charaの言葉に頷き、沙夜の方を向く。

[メイン] 一色沙夜 : 「いいわね。そうしましょうか」

[メイン] 一色沙夜 : 「あっ、でもその前に一ついいかしら?」

[メイン] 大野 仁子(おおの にこ) : ん?と口にし、肯定の意として頷く。

[メイン] ローズ : 「何ですカ?」

[メイン] Chara(Storyshift) : 「?」

[メイン] 一色沙夜 : 「荒唐無稽かもしれないのだけど、こういうことは考えられないかしら」

[メイン] 一色沙夜 : 彼女はどうやら、先ほどの夢の世界の話について、ずっと考えていたようだ。

[メイン] 一色沙夜 : 「夢の世界で、墓場の神の呪いを受けて怪物に変えられてしまった人がいるとするの」

[メイン] 一色沙夜 : 「その人は目覚めてからも、夢の世界で味わった屍肉の味が忘れることができない」

[メイン] 大野 仁子(おおの にこ) : ふむ、と口にし、顎に手をやりながら、話を聞く。

[メイン] 一色沙夜 : 「やがてこちらの世界でも、乾きに耐えかねて人を襲うようになる」

[メイン] 一色沙夜 : 「それが、連続殺人事件の犯人」

[メイン] 大野 仁子(おおの にこ) : 「…………」

[メイン] Chara(Storyshift) : 「……」

[メイン] ローズ : 「オーウ…こわい話ね…」

[メイン] 大野 仁子(おおの にこ) : 「あはは!無いよ!無い無い!あはは~!」

[メイン] 大野 仁子(おおの にこ) : 一瞬、真剣な表情を見せながら、けらけらと笑う。

[メイン] 大野 仁子(おおの にこ) : 「ほらほら、沙夜も疲れてるんだよ!
 暑さで思考回路、焼けちゃったりしてるんじゃない~?」

[メイン] 大野 仁子(おおの にこ) : 沙夜の頭に手を置き、指で頭のてっぺんを軽くぐりぐりしつつ。

[メイン] 大野 仁子(おおの にこ) : にしし!と、悪戯っぽい笑みを見せる。

[メイン] Chara(Storyshift) : 「…だね、甘いもの食べて一旦落ち着こう」

[メイン] 一色沙夜 : 「むぅ…」

[メイン] 大野 仁子(おおの にこ) : 「ほらほら~!出発出発~!」

[メイン] 大野 仁子(おおの にこ) : 沙夜の背中を押し、アイス屋へと向かおうとする。
Charaとローズの方も向き、行くよ~!と言いながら。

[メイン] ローズ : 「まあでも殺人鬼の思考なんて案外夢で見たとかそんなもんかもネ。深く考えるとドツボにハマるしアイス屋に行くのは賛成ヨ」

[メイン] 一色沙夜 : 「はぁ、結構いい線行ってたと思うんだけど」

[メイン] 一色沙夜 : そしてぽつりと漏らす。

[メイン] 一色沙夜 : 「その怪物は犬のような顔をしているらしいわ」

[メイン] GM : どこからともなく、犬の遠吠えのような声が聞こえた。

[メイン] 大野 仁子(おおの にこ) : 聞き耳?

[メイン] GM : なにも

[メイン] 大野 仁子(おおの にこ) : へい

[メイン] 大野 仁子(おおの にこ) : あはは、タイミングばっちしじゃん~!野犬か何かかな~?
なんて、3人へ笑いながら。

[メイン] 大野 仁子(おおの にこ) : 仁子の心には─────。

[メイン] 大野 仁子(おおの にこ) : ─────まぁ、あり得るかもね。

[メイン] 大野 仁子(おおの にこ) : そう思う、もう一つの顔が、あった。

[メイン] 大野 仁子(おおの にこ) :  

[メイン] 大野 仁子(おおの にこ) :  

[メイン] 大野 仁子(おおの にこ) :  

[メイン] 大野 仁子(おおの にこ) : そしてその次の日は、休日だった。

[メイン] 大野 仁子(おおの にこ) : 部屋で寝ていると─────。

[メイン] 大野 仁子(おおの にこ) : ピロリンッ!と音が。

[メイン] 大野 仁子(おおの にこ) : ハッ!とし、そちらの方を向く。
手を伸ばした先にあるのは、携帯。

[メイン] 大野 仁子(おおの にこ) : 「ほいほいほい!なんでしょーか!?
 進捗報告かな!?かな!?」

[メイン] 大野 仁子(おおの にこ) : そうして、その連絡を見る。

[メイン] GM : 一言だけこう書かれています。

[メイン] GM : 『たすけて
 ころされる』

[メイン] 大野 仁子(おおの にこ) : ─────ぞわりと、背中が凍り付くような感覚に。

[メイン] 大野 仁子(おおの にこ) : 「………え?」

[メイン]   : そして、2回目の音が鳴る

[メイン]   : そこには

[メイン]   : 『本日は休部』

[メイン]   : とだけ、記されてあった

[メイン] 大野 仁子(おおの にこ) : 「…………」

[メイン] 大野 仁子(おおの にこ) : ……沙夜、そして、先生。

[メイン] 大野 仁子(おおの にこ) : ……一体何が起こったの?
─────いや、そんなことを考えるよりも、だ。

[メイン] 大野 仁子(おおの にこ) : もう既に、何かは、起こっているみたいだ。
……二人は、悪戯をするような性格でもない。

[メイン] 大野 仁子(おおの にこ) : 冷や汗が、つぅ、と頬を伝いながらも
仁子は、ニヤリと笑う。

[メイン] 大野 仁子(おおの にこ) :  

[メイン] 大野 仁子(おおの にこ) :  

[メイン] 大野 仁子(おおの にこ) : 「─────"スクープ"だ」

[メイン] 大野 仁子(おおの にこ) :  

[メイン] 大野 仁子(おおの にこ) :  

[メイン] 大野 仁子(おおの にこ) :  

[メイン] サスケ :  

[メイン] サスケ : 一方で、黒服の男は
前日立ち寄った交番に立ち寄っており

[メイン] サスケ : 「この者の捜索願いを届け出たい」

[メイン] サスケ : と、律儀に写真や生徒番号などの諸々を込みで
頼み込む

[メイン] GM : サスケが頼み込むと、しぶしぶ了解して住所や連絡先などを控えてはくれるものの、人手が足りていないためすぐには動けないだろうという。

[メイン] サスケ : 舌打ち一つ、まあどこの世界も人材不足は変わらないものなのだが

[メイン] サスケ : やるしかないか、と
黒衣を翻して

[メイン] サスケ : 一先ず、向かう先は

[メイン] サスケ :  

[メイン] サスケ : 「集合住宅には顔を出した方がいいな」

[メイン] サスケ :  

[メイン] サスケ :  

[メイン] 大野 仁子(おおの にこ) :  

[メイン] 大野 仁子(おおの にこ) : CCB<=80 判定【隠れる】 (1D100<=80) > 80 > 成功

[メイン] 大野 仁子(おおの にこ) :  

[メイン] 大野 仁子(おおの にこ) :  

[メイン] 大野 仁子(おおの にこ) : ん?

[メイン] 大野 仁子(おおの にこ) : 今、私はどこにいるって?

[メイン] 大野 仁子(おおの にこ) : 教えてほしい?
へへへ、報酬は高くつくよ~?

[メイン] 大野 仁子(おおの にこ) : じゃあ、初回限定サービス!

[メイン] 大野 仁子(おおの にこ) : 今君にだけ教えてあげるよ!

[メイン] 大野 仁子(おおの にこ) : そう、私は─────。

[メイン] 大野 仁子(おおの にこ) : ─────肉屋の中に、無断侵入してま~~~す。

[メイン] GM : 仁子が肉屋の裏口からこっそり入ると、その先には店の2階へ続く階段がある。

[メイン] 大野 仁子(おおの にこ) : 「こりゃ~、どうぞ入ってくださいって言ってるようなもんでしょ~?」
そんなわけがない、法律的にも、道徳的にもあり得ない。

[メイン] 大野 仁子(おおの にこ) : それでも─────向かう。

[メイン] 大野 仁子(おおの にこ) : ゆっくりと、忍び足で……2階へと。
店主へバレないように。

[メイン] GM : 階段を登った先には扉がある。

[メイン] 大野 仁子(おおの にこ) : 聞き耳

[メイン] GM : どうぞ!

[メイン] 大野 仁子(おおの にこ) : CCB<=95 判定【聞き耳】 (1D100<=95) > 79 > 成功

[メイン] GM : 「ん〜!ん〜〜〜!!!」といううなり声が聞こえますね

[メイン] 大野 仁子(おおの にこ) : この声は、誰の声?

[メイン] GM : <アイデア>どうぞ!

[メイン] 大野 仁子(おおの にこ) : CCB<=(14*5) 【アイデア】 (1D100<=70) > 20 > 成功

[メイン] GM : 沙夜の声に聞こえましたね

[メイン] 大野 仁子(おおの にこ) : 「─────」

[メイン] 大野 仁子(おおの にこ) : ニヤリと、笑う。

[メイン] 大野 仁子(おおの にこ) : はは、はは……ははは。

[メイン] 大野 仁子(おおの にこ) : あはははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははは!!!!!!!!!!!!

[メイン] 大野 仁子(おおの にこ) : なんだ!おじさん!!!
やっぱりッッ!!!!!!!

[メイン] 大野 仁子(おおの にこ) : 嘘!!!吐いてたじゃんッッ!!!!!!!!!!!!!

[メイン] 大野 仁子(おおの にこ) : あははははあッッ!!!!!!!最っ高!!!!!!!!!!!!

[メイン] 大野 仁子(おおの にこ) : はぁ~~~~~~~~~~!!!!
─────"スクープ"だ!!

[メイン] 大野 仁子(おおの にこ) : 音をなるべく立てず、ゆっくりと─────扉を開ける。

[メイン] 一色沙夜 : 部屋の中には、ガムテープで口をふさがれ、ロープで手足を縛られた一色が転がされている。

[メイン] 大野 仁子(おおの にこ) : ゆっくり、ゆっくり、ゆっくりと……近づき。

[メイン] 一色沙夜 : 「ん〜!ん〜〜〜!!!」

[メイン] 大野 仁子(おおの にこ) : 沙夜の肩を優しく、とんとん、と叩き。

[メイン] 一色沙夜 : 彼女には意識があり、外傷などは特になさそうだ。彼女は必死に拘束を外そうともがいている。

[メイン] 一色沙夜 : 「!?」

[メイン] 大野 仁子(おおの にこ) : しーーーーっ、と口元に人差し指を立てる。

[メイン] 大野 仁子(おおの にこ) : 安心させるように、にへらと笑いながら。

[メイン] 大野 仁子(おおの にこ) : 「……さぁ、ここから出るよ」
小さな声で、不敵な笑みを浮かべながら。

[メイン] 一色沙夜 : 困惑しながらもコクリと頷く。

[メイン] 大野 仁子(おおの にこ) : 沙夜の拘束は解ける?

[メイン] GM : 解けますね

[メイン] 大野 仁子(おおの にこ) : じゃあちゃんと解いてあげてっと

[メイン] 大野 仁子(おおの にこ) : 「沙夜、何があったかは、後でゆっくりと聞くよ」

[メイン] 大野 仁子(おおの にこ) : 「今はここから……出よう、ね?」

[メイン] 大野 仁子(おおの にこ) : 沙夜へウインクする。

[メイン] 大野 仁子(おおの にこ) : さてさて─────このことは、当然のことだけど。

[メイン] 一色沙夜 : 「…わかったわ」
納得できない顔をしつつも従う。

[メイン] 大野 仁子(おおの にこ) : ローズ、Chara、そしてサスケ先生にも伝える。
携帯を取り出し、今起きている状況を簡潔にまとめ、送りつつ。

[メイン] 大野 仁子(おおの にこ) : 沙夜の手を引きつつ─────階段を下りていく前に。

[メイン] 大野 仁子(おおの にこ) : 部屋をぐるりと、見渡す。

[メイン] 大野 仁子(おおの にこ) : 目星は可能?

[メイン] GM : 扉と反対の壁際には窓があるくらいですね

[メイン] 大野 仁子(おおの にこ) : 「……特に、"面白い"ものは無し、か」

[メイン] 大野 仁子(おおの にこ) : そうぽつりと漏らし、共に階段を、ゆっくりと降りて行く。

[メイン] 大野 仁子(おおの にこ) :  

[メイン] 大野 仁子(おおの にこ) :  

[メイン] 大野 仁子(おおの にこ) :  

[メイン] 大野 仁子(おおの にこ) : そして─────一同は、集まる。

[メイン] ローズ : 「やっぱりあの肉屋ヤバかったんだネ」

[メイン] 大野 仁子(おおの にこ) : こくりと頷く。

[メイン] 大野 仁子(おおの にこ) : 「いやぁ、危なかったね~!沙夜!」

[メイン] 大野 仁子(おおの にこ) : 「─────もうすぐ、解体されちゃったかも?」

[メイン] 一色沙夜 : ぷんすか怒りながら話し出す。

[メイン] 一色沙夜 : 「そうよ!犯人はあの店主だったのよ!」

[メイン] 一色沙夜 : 「事件の聞き込みをしていたら、証言してくれるフリをして近づいて眠らされたの」

[メイン] 大野 仁子(おおの にこ) : ずずず~、と冷たいマックシェイクを飲みながら。

[メイン] 一色沙夜 : 「もう絶対に許さない!」

[メイン] 大野 仁子(おおの にこ) : 「なるほど、ね……肉屋のおじさんが何者なのかは……
 ……もう私達の出る幕じゃなさそう、かなぁ?」

[メイン] 大野 仁子(おおの にこ) : ちらりと、副顧問の方を向き。

[メイン] ローズ : 「そうだネしかるべき人たちに任せた方がいいネ」

[メイン] サスケ : 「触れない方がいいだろうな」

[メイン] 大野 仁子(おおの にこ) : そそそ。

[メイン] 大野 仁子(おおの にこ) : ─────"然るべき"人が、ね。

[メイン] 大野 仁子(おおの にこ) : 目を細め、サスケを見ながら。

[メイン] 大野 仁子(おおの にこ) : 「さてさて……ここで一つ、"面白い"情報があります!」

[メイン] 大野 仁子(おおの にこ) : 人差し指を立て。

[メイン] Chara(Storyshift) : 「?」

[メイン] 大野 仁子(おおの にこ) : 「厚は、どうやらそんな、危ないお肉屋さんで─────
 ─────お肉を!大量に!買っていたそうな~」

[メイン] 大野 仁子(おおの にこ) : 「─────こりゃ~、オカルトを求める新聞部員としては
 ちょ~~~~~~っと、見逃すネタじゃ、ないよねぇ?」

[メイン] 大野 仁子(おおの にこ) : Chara、そしてローズを見て、にんまりと笑う。

[メイン] Chara(Storyshift) : 「……」

[メイン] ローズ : 「別にそんな変なことでもないと思うけどネ…肉自体は普通においしかったし」

[メイン] 大野 仁子(おおの にこ) : 「ローズやローズや」

[メイン] 大野 仁子(おおの にこ) : 「お肉を買う手段は、いくらでもある
 それこそ─────大量買いするなら、スーパーに行けばいいじゃないか~」

[メイン] 大野 仁子(おおの にこ) : 「それを敢えて、あの店に拘る理由
 それって一体、なんなんだろうなぁ~」

[メイン] 一色沙夜 : その言葉を聞き、怒りの表情は消え、興奮した顔に変わる。

[メイン] 一色沙夜 : 「…すっごく気になるわね」

[メイン] サスケ : はぁ、とため息を吐いて

[メイン] サスケ : 「行くんだな?」

[メイン] 大野 仁子(おおの にこ) : サスケの言葉に頷き、ニヤリと笑う。

[メイン] 大野 仁子(おおの にこ) : 「─────ジャーナリストですから」

[メイン] 大野 仁子(おおの にこ) : デジタルカメラをちらちらと見せ。

[メイン] 大野 仁子(おおの にこ) : 「お願いします!先生!この通りです~!」

[メイン] 大野 仁子(おおの にこ) : サスケに手を合わせ、頭を下げる。

[メイン] 一色沙夜 : 「私からもお願いするわ」
同じく頭を下げる。

[メイン] サスケ : 「ガキが一丁前に背伸びするのは感心しないが」

[メイン] サスケ : 「まあ、責任者同伴ならばその限りではないか」

[メイン] 大野 仁子(おおの にこ) : 「えへへ!ありがとうございます!」
再度、ぺこりと頭を下げ。

[メイン] 大野 仁子(おおの にこ) : ちらりと、Chara、そしてローズの方を向く。

[メイン] 大野 仁子(おおの にこ) : 「─────二人は、どうする?」

[メイン] 一色沙夜 : 「さすがにうちの顧問をやってるだけあって話がわかるわね」

[メイン] ローズ : 「まあ部長を見つけた仁子の勘が怪しいって言うんなら話ぐらいは聞きにいこうと思うヨ」

[メイン] Chara(Storyshift) : 「……うん?ああ考え事してた、何だっけ?」

[メイン] 大野 仁子(おおの にこ) : ありがと~!ローズ!とグッジョブサインを見せつつ。

[メイン] 大野 仁子(おおの にこ) : 「あ、あはは~……Charaは相変わらずのマイペースだねぇ……」

[メイン] ローズ : 「厚がなんか怪しいって仁子の勘が言っているから調査しに行こうって話だヨ」

[メイン] 大野 仁子(おおの にこ) : そゆこと、と相槌を打つ。

[メイン] Chara(Storyshift) : 「ああ…」

[メイン] Chara(Storyshift) : 「……うん、行く…行くよ」
そういう彼女の表情には影が落ちていた

[メイン] 大野 仁子(おおの にこ) : その言葉に、にこりと笑い、頷く。

[メイン] 大野 仁子(おおの にこ) : 「─────それじゃあ、取材開始だ」

[メイン] 大野 仁子(おおの にこ) : そうして仁子は─────厚の自宅へと向かって行ったのだった。

[メイン] 大野 仁子(おおの にこ) :  

[メイン] 大野 仁子(おおの にこ) :  

[メイン] 大野 仁子(おおの にこ) :  

[メイン] GM : 犬飼の自宅

[メイン] 大野 仁子(おおの にこ) : ピンポーン、とインターホンを鳴らす。

[メイン] GM : 集合住宅の二階の奥、209号室に犬飼は住んでいる。部屋のドアは薄い水色の塗装が剥げかかり、赤茶色のサビに覆われている。そのドアの右側には小さな呼び鈴、反対側には曇りガラスの窓があり、窓の真下にあたる通路の床には、萎びた植物が植えられた鉢植えが2つ置かれている。

[メイン] GM : ドアには鍵がかかっていて、呼び鈴を鳴らしても反応がない。

[メイン] 大野 仁子(おおの にこ) : 「……おやおや、"居留守"かな?」

[メイン] 大野 仁子(おおの にこ) : ちらりと、萎びた植物へ目をやる。

[メイン] ローズ : 「電話かけてみればわかるんじゃないカナ?」

[メイン] 大野 仁子(おおの にこ) : 「おっとぉ、そうだね!そりゃあ名案だ!」

[メイン] 大野 仁子(おおの にこ) : 厚に電話をかける。

[メイン] GM : 電話に出ませんね

[メイン] 大野 仁子(おおの にこ) : ま、そりゃそっか。

[メイン] 大野 仁子(おおの にこ) : ローズへ首を横に振りつつ。

[メイン] 大野 仁子(おおの にこ) : 再び、鉢植えの方へ視線を向ける。

[メイン] 大野 仁子(おおの にこ) : 目星はできるかな?

[メイン] GM : どうぞ!

[メイン] 大野 仁子(おおの にこ) : CCB<=95 判定【目星】 (1D100<=95) > 38 > 成功

[メイン] GM : 仁子は鉢植えの下に小さな鍵を発見する。

[メイン] 大野 仁子(おおの にこ) : 「あははっ、よくあるパターンだよね~」

[メイン] 大野 仁子(おおの にこ) : 小さな鍵をゲッチュし。
─────"好奇心"に従うまま、玄関の扉の鍵口へ入れる。

[メイン] GM : 鍵をドアの鍵穴に差し込んで回すと、カチリと音がして、鍵が開く。

[メイン] 大野 仁子(おおの にこ) : 「あ、二人とも、私、肉屋に行った時みたいに
 ─────ちょ~っと、悪いことするから」

[メイン] 大野 仁子(おおの にこ) : 「もし悪いことするの嫌だな~って思うなら
 ここで待ってもらっておっけ~だよ~」

[メイン] ローズ : インスピレーション使っていい?

[メイン] GM : 何を質問するつもりでしょうか

[メイン] ローズ : 不法侵入しないと話進められないかどうか

[メイン] GM : 振って下さい

[メイン] ローズ : CCB<=75 インスピレーション (1D100<=75) > 77 > 失敗

[メイン] ローズ : 🌈

[メイン] GM : 自分の心に聞いてください

[メイン] ローズ : わかった
ジェダイとして同級生が悪の道に進むのは許せないから止めるぞ
来い

[メイン] ローズ : 「ちょっと仁子それはやりすぎヨ」

[メイン] 大野 仁子(おおの にこ) : 「─────ローズ」

[メイン] 大野 仁子(おおの にこ) : 扉の前に立ち、背中越しで語り掛ける。

[メイン] 大野 仁子(おおの にこ) : 「真実ってさ」

[メイン] 大野 仁子(おおの にこ) : 「そんな、身を汚さずに手に入れられるようなものだと思う?」

[メイン] ローズ : 「同級生の家にわざわざ不法侵入しないと手に入らないような真実なんてミーはいらないと思うネ」

[メイン] 大野 仁子(おおの にこ) : 「そっか
 ─────でも私は、知りたいな」

[メイン] 大野 仁子(おおの にこ) : ちらりと、後ろを振り向き、不敵に微笑む。

[メイン] 大野 仁子(おおの にこ) : 「私さ─────」

[メイン] 大野 仁子(おおの にこ) :  

[メイン] 大野 仁子(おおの にこ) :  

[メイン] 大野 仁子(おおの にこ) :  

[メイン] 大野 仁子(おおの にこ) :
     ジャーナリスト
「─────"探索者"だから」

[メイン] 大野 仁子(おおの にこ) :  

[メイン] 大野 仁子(おおの にこ) :  

[メイン] 大野 仁子(おおの にこ) :  

[メイン] ローズ : 「仁子はそれが免罪符になると思っているのカ?」

[メイン] 大野 仁子(おおの にこ) : 「ならないよ?」

[メイン] 大野 仁子(おおの にこ) : 小首を傾げ、けろっとそう告げる。

[メイン] 大野 仁子(おおの にこ) : 「何かを知りたい場合ってさ、なんだってそうだよ
 身を切らなくちゃいけない
 人によっては、時間かもしれない、お金かもしれない
 ─────社会的立場かもしれない」

[メイン] サスケ : …………。

[メイン] サスケ : 大層、それはもう大袈裟というほどに大きなため息を吐いて

[メイン] サスケ : 「この場合の監督責任はどう説明を付けるべきか」

[メイン] サスケ : 困ったものだな、と

[メイン] サスケ : 「その感性は死ぬまで忘れるな」
と、ローズに対して言い

[メイン] サスケ : 「その感性は死ぬまで治らなさそうだな」
と、仁子に対して言う

[メイン] ローズ : 「今どうしてもそれやらないといけないコト? 厚がナニカした?」

[メイン] 大野 仁子(おおの にこ) : 参ったなぁ~って顔をしながら。

[メイン] 大野 仁子(おおの にこ) : 「じゃあ、みんなで一旦帰ろうか?」

[メイン] サスケ : 「そもそも、だ」

[メイン] サスケ : 「休部と予め言った上でこうしている以上、自己責任の範疇とは思うがな」
それはそうと、何かあった際に真っ先に糾弾されるのもこの立場なのだが

[メイン] 大野 仁子(おおの にこ) : あはは、全くもってその通りです~。と頷い、笑いながら。

[メイン] 大野 仁子(おおの にこ) : 「3vs1なら、さすがに私も退くしかないからね~」

[メイン] 大野 仁子(おおの にこ) : 鍵は、元あった場所へ戻り
頭の後ろに腕を回し、住宅から離れていく。

[メイン] ローズ : 「……ミーはここで厚を待つよ。仁子が気になっているようだから部屋に入れさせてもらえないか頼んでみるつもりネ」

[メイン] ローズ : 「ミー……仁子がポリスメンに捕まるようなことになったら悲しいヨ」

[メイン] Chara(Storyshift) : 「……」

[メイン] Chara(Storyshift) : 「…行こう、ニコ」

[メイン] 大野 仁子(おおの にこ) : へらりと笑いながら、こくりと頷く。

[メイン] GM : その時、あなた達に近づく人影があります。

[メイン] ローズ :

[メイン] 犬飼厚 : 両手に買い物袋を提げて、驚いた様子であなた達を見ている。

[メイン] 犬飼厚 : 「…人んちの前で何やってんのさ」

[メイン] 犬飼厚 : 「てか、おれの家何で知ってるの?」

[メイン] ローズ : 「あァ厚か…こんにちは」

[メイン] ローズ : 「なんで家を知っているかと言うとサスケさんが厚の学生証を拾ったからだヨ」

[メイン] 犬飼厚 : 「こんにちは…もう夜だけど」

[メイン] 犬飼厚 : 「ああ、おれが落としたやつをわざわざ届けに来てくれたのか」

[メイン] サスケ : 「商店街はずれ、遺体現場の花」

[メイン] サスケ : 「そのそばに落ちていたものだ」

[メイン] サスケ : 「"自分や、その身の回りの管理"はしっかりしろ」

[メイン] 犬飼厚 : 「………」

[メイン] 犬飼厚 : 何も言えずに黙りこくる。

[メイン] ローズ : 「ちゃんと拾ってもらえてよかったネ」

[メイン] 犬飼厚 : 「ああ。それはありがとう」
「おれもどこで落としたかわからなくて探してたんだ」

[メイン] サスケ : 生徒証を手渡す

[メイン] 犬飼厚 : ありがとうございますとお礼を言って受け取る。

[メイン] ローズ : 「それでネ…今日の用はそれだけじゃなくて厚に頼みがあるんだヨ」

[メイン] 犬飼厚 : 「頼み?ものによるけど何?」

[メイン] ローズ : 「いま新聞部で噂の調査をやっているんだけどネ…仁子が突然厚が怪しいって言いだして聞かないんだヨ」

[メイン] 犬飼厚 : 「アイツは一度そう決めたら引かないところがあるからなぁ」

[メイン] 犬飼厚 : 「それで、おれの何が怪しいって?」

[メイン] ローズ : 「さァ…? 軽く聞いたけど肉屋で肉をよく買っているから怪しいとかそんな適当過ぎる根拠だヨ」

[メイン] 犬飼厚 : 「ははっアイツらしいな…」

[メイン] ローズ : 「そうなんだよ…仁子思い込みが強いからさ…このままだと不法侵入とかしかねなくて不安なんだよネ」

[メイン] 犬飼厚 : チラリと動かされた鉢植えの方に目をやる。

[メイン] 犬飼厚 : 「そうだな」

[メイン] ローズ : 「友達がそんなことに手を染めるのは嫌だからサ…今度この部屋に招いてインタビューを受けてもらえないかナ? 仁子だって一通り調べたら満足するだろうシ」

[メイン] 犬飼厚 : 「おれもアイツには悪いことして欲しくないけど…」

[メイン] 犬飼厚 : 「この部屋は駄目だ」

[メイン] 犬飼厚 : 「病気のおふくろが寝てるから、さ」

[メイン] ローズ : 「あちゃー…ミーだったらそれで納得するネ…でも仁子がそれで納得するとはちょっとミーには思えないネ」

[メイン] 犬飼厚 : 「だろうあなぁ」

[メイン] 犬飼厚 : 「でもおれも譲れないし、あまり執拗に言うなら、例えクラスメイトでも」

[メイン] 犬飼厚 : そう言ってポケットのスマホに手を伸ばす。

[メイン] ローズ : 「まあそれはそうだよなァ…」

[メイン] Chara(Storyshift) : 病気のおふくろが寝てるから、さに対し調べるで心理学

[メイン] GM : わかりました

[メイン] GM : s1d100 (1D100) > 16

[メイン] GM : Charaは病気だというのは嘘だということに気づく。彼が何か隠しているように感じる。さらに彼からは、何かの強い決意のようなものを感じることができる。

[メイン] Chara(Storyshift) : 「……」

[メイン] ローズ : 「どうしたんだいChara?」

[メイン] Chara(Storyshift) : 「なら私達がお見舞いに行くのはだめかい?」

[メイン] 犬飼厚 : 「…会わせたくないんだ。それに、お前らに風邪を移すかもしれないからさ」

[メイン] Chara(Storyshift) : 「風邪?君のお母さんは何の病気なんだ?」

[メイン] 犬飼厚 : 「風邪をこじらせたんだよ」

[メイン] 犬飼厚 : 「それで寝込んでる」

[メイン] ローズ : 「どうしたもんかナ…そうだ部屋の写真をくれないかナ? 多分これでもギリギリな気はするけどそうでもしないと仁子は絶対にここに来ると思うヨ」

[メイン] 犬飼厚 : 「…わかったよ。写真だけな」

[メイン] サスケ : 「待った」

[メイン] サスケ : 「先にオレが確認する」

[メイン] ローズ : 「サスケサンが…?」

[メイン] サスケ : 「一応顧問だからな」

[メイン] ローズ : 「ミーは一応ではなく頼もしい顧問と思っているヨ、サスケサンが確認するなら間違いはないと思うネ」

[メイン] 犬飼厚 : ため息をつきながら両手の袋をその場に降ろし、スマホと鍵を取り出す。

[メイン] 犬飼厚 : そして少しだけ扉を開け、スマホを滑り込ませてパシャリ。

[メイン] 犬飼厚 : 「…これなら大丈夫だな」

[メイン] 犬飼厚 : そしてサスケに見せる。

[メイン] サスケ : 「……」

[メイン] サスケ : それを見る

[メイン] サスケ : 怪訝な顔付きはそのままで、だが

[メイン] GM : サスケがよく目をこらしてみると、写真の端にかぎ爪のようなものが見えますね

[メイン] サスケ : 「……ふむ」

[メイン] サスケ : 「お前は」

[メイン] サスケ : 「狗の子か?」

[メイン] 犬飼厚 : 「…は?」
想定外のことを聞かれてポカーンとする。

[メイン] ローズ : 「エッ」
突然顧問がヘイトスピーチみたいなことを言い出して困惑する

[メイン] サスケ : 「すまない、ただ写真に」

[メイン] サスケ : 「鉤爪のようなものに人間のものとは思えない何かが写り込んでいたので、少し尋ねただけだ」

[メイン] 犬飼厚 : 「…!?」

[メイン] 犬飼厚 : その言葉を聞き、ばっとスマホを隠す。

[メイン] 犬飼厚 : 「な、なんでもないから気にしないで」

[メイン] サスケ : 「一部は嘘だ」

[メイン] サスケ : 「ただその反応を見るに」

[メイン] サスケ : 「カマ掛けは当たっていたようだな」

[メイン] ローズ : 「もしかして厚のマザー変な病気にかかっちゃっているノ…?」

[メイン] サスケ : 何よりも黒い、その瞳が
圧を射抜くように

[メイン] 犬飼厚 : 「………」

[メイン] サスケ : まるで、全てお見通しと言わんばかりに

[メイン] 犬飼厚 : 「…もう隠し通せない、か」

[メイン] サスケ : 「勉強になったな。大人相手に知恵比べはするものではないと言うことと」

[メイン] サスケ : 「困ったときは素直に相談しろとな」

[メイン] 犬飼厚 : 「…相談してどうにかなるなら最初からそうしてるよ」

[メイン] 犬飼厚 : 吐き捨てるように。

[メイン] サスケ : 「つまりそう言うことか」

[メイン] サスケ : 「何があった?」

[メイン] ローズ : 「どうにもならなくても…自分一人で抱え込むよりはいいと思うヨ厚」

[メイン] サスケ : 「一先ずそれを見せろ、それの餌などの説明も込みでな」

[メイン] 犬飼厚 : わかったというように、扉を静かに開く。

[メイン] 犬飼厚 : そして袋から肉を取り出す。

[メイン] 犬飼厚 : 「この先におふくろがいるんだけど、危ないからおれの後ろについてきてくれ」

[メイン] ローズ : 「わかったヨ」
肉の正体、そしてこの先になにかとんでもないものが待っていることを薄々察しつつついて行く

[メイン] 犬飼厚 : リビングの奥の襖、そこをゆっくりと開く。

[メイン] GM : 襖を開けた途端に、強い腐臭が鼻をついた。
背を丸めた人型の何かが、ゆっくりと上体を起こす。
襖を開けた探索者を、闇に輝く赤い瞳がじっと見つめた。

[メイン] GM : そこには怪物がいた。

[メイン] GM : その怪物は指先には鋭い鉤爪、足には蹄のようなものを携えて、耳元まで裂けた口から鋭い牙をのぞかせながら、威嚇するような低い唸り声を上げる。犬のような頭部を持つ、歪んだ人型。
この怪物の姿を目撃した探索者は、SANc(0/1d6)

[メイン] サスケ : c

[メイン] サスケ : ccb<=91 (1D100<=91) > 99 > 致命的失敗

[メイン] ローズ : CCB<=59 SAN (1D100<=59) > 9 > スペシャル

[メイン] Chara(Storyshift) : CCB<=45 (1D100<=45) > 67 > 失敗

[メイン] Chara(Storyshift) : 1d6 (1D6) > 3

[メイン] サスケ : 1d6 (1D6) > 1

[メイン] system : [ サスケ ] SAN : 91 → 90

[メイン] system : [ Chara(Storyshift) ] SAN : 45 → 42

[メイン] ローズ : 「…!」
息をのむ

[メイン] サスケ : 「やはりか」

[メイン] GM : 怪物は探索者達に襲いかかろうとするが、犬飼が肉を放り投げると、鉤爪で包装を切り裂いて、ガツガツとそれらを貪り始める。

[メイン] Chara(Storyshift) : 「……!」

[メイン] サスケ : 「まずは確認だ、コレがお前の母親だな」

[メイン] サスケ : 動じない。

[メイン] サスケ : 慣れている。

[メイン] 犬飼厚 : 「ああ。おれのおふくろだ」

[メイン] サスケ : 「次の質問だ、買った肉はなんだ?」

[メイン] 犬飼厚 : 「………人の肉」
ぽつりとこぼす。

[メイン] サスケ : 「それで十分に理解した」

[メイン] ローズ : 「やっぱり…」

[メイン] サスケ : 念の為、写真を撮る
そして、黒衣を靡かせて
踵を返すように

[メイン] 犬飼厚 : 「色々と聞きたいんじゃなかったのか?」

[メイン] サスケ : 「迅速に元凶を摘発してからでも遅くはないが?」

[メイン] 犬飼厚 : 「なっ!?」
その言葉を聞きはっとなる。

[メイン] サスケ : 「人肉の売買など論外だ。あるべき所に連れて行く」

[メイン] サスケ : 「それとも」

[メイン] サスケ : 「それをされて困る理由が、あるのか?」

[メイン] 犬飼厚 : 「待ってくれ。あの人がいなきゃ。おふくろは死んでしまうんだ」
「だから…」

[メイン] ローズ : 「悪いけど厚…あの肉屋は部長にまで手を出した…少なくとも放置していい相手じゃないヨ」

[メイン] サスケ : 「ローズ、Chara」

[メイン] サスケ : 「コイツの友人なら説得なり何とかしろ、以上」

[メイン] ローズ : 「わかったヨ…サスケサン」
どうすればいいかはまだ見当もつかないが力強くうなずく

[メイン] Chara(Storyshift) : 「何とかしろ…ねえ…」
話し合いで何とか出来ればいいが

[メイン] 犬飼厚 : サスケを止めようと、サスケのあとを追おうとする。

[メイン] サスケ : 玄関の方にまで向かい、扉を開けようとして
少し振り向き

[メイン] サスケ : 「周りに危害を出して、自分の身内は助けろだと?」

[メイン] サスケ : 「反吐が出る」

[メイン] 犬飼厚 : 「……ぐ」

[メイン] サスケ : 「道徳の授業から受け直せ阿呆が」

[メイン] 犬飼厚 : 「それでも、あれはおれのおふくろなんだよ!」

[メイン] サスケ : 扉に、手を掛けて

[メイン] サスケ : 「知っている」

[メイン] 犬飼厚 : だったら、なんでだよ

[メイン] 犬飼厚 : 瞳でそう訴えかける。

[メイン] ローズ : 「厚…あの人は強いし…それにミーたちだけじゃなくてみんなも知っている……どのみちもうあの肉屋はおしまいだヨ…」

[メイン] サスケ : 「それでも生かしたいと願うなら」

[メイン] サスケ : 「誰にも危害を加えることのない、夢の極楽浄土につれて行く方法でも考えておくんだな」

[メイン] 犬飼厚 : 膝から崩れ落ち、サスケを追うことをやめる。

[メイン] サスケ : そのまま、消える

[メイン] ローズ : 「夢か……そう言えば部長が夢の国とかそんなこといっていたナ…」

[メイン] 犬飼厚 : ローズの言葉を聞き、顔を上げる。

[メイン] ローズ : 「……ねェ厚……部長たちもここに呼んでいいかな? ミーたちだけだと多分どうにもできないと思うんダ……」

[メイン] 犬飼厚 : 「…わかった」

[メイン] ローズ : 「アリガトウ……とても大事な秘密教えてくれて……」
連絡する

[メイン] 一色沙夜 : しばらくして不機嫌顔で現れる。

[メイン] ローズ : 「ああ部長よく来てくれたネ、厚色々大事なことを教えてくれたヨ」
説明する

[メイン] 一色沙夜 : 「なるほどね。私の勘があたらずも遠からずだったわけね」

[メイン] ローズ : 「そうだったんだヨ…仁子も呼んだんだけど…返事ないし一応メールはしたけど来なくて残念だネ」

[メイン] 一色沙夜 : 「彼女も色々考えがあるんでしょうね」

[メイン] ローズ : 「それで部長…夢の世界に行く方法って知ってたりしますカ?」

[メイン] 一色沙夜 : 「知ってるって言ったらどうするのよ?」

[メイン] ローズ : 「厚のマザー……もう多分この世界では生きていくことは難しいと思うのヨ」

[メイン] ローズ : 「だから…同じ種族がいるらしいというその夢の世界なら…生きていくことはできるんじゃないかなっテ…」

[メイン] ローズ : 「バカみたいなこと言っているのは百も承知だけど…ミーにはそれぐらいしか思いつかなかったんデス」

[メイン] 一色沙夜 : 「ふむ。そういうことなのね」

[メイン] Chara(Storyshift) : 「……本当にそれでいいのかな…?」

[メイン] Chara(Storyshift) : 「仮に夢の世界に送ったとしても」

[メイン] Chara(Storyshift) : 「今度はあっちの人を食べるんでしょ?」

[メイン] Chara(Storyshift) : 「それは…無責任じゃない?」

[メイン] ローズ : 「……そうだネ」

[メイン] ローズ : 「……戻せられるかどうか聞いてみてからでも遅くないカ」

[メイン] ローズ : 「部長、厚マザーを元の人間に戻す方法とか…せめてなんとか人間社会に交じって生きられるようにする方法とか知りませんカ?」

[メイン] 一色沙夜 : 「ないわ」
キッパリと答える。

[メイン] Chara(Storyshift) : 「……」

[メイン] ローズ : ここでSWハラで心理学振ってみるか

[メイン] GM : わかりました

[メイン] GM : s1d100 (1D100) > 82

[メイン] GM : 嘘偽りないことがわかります

[メイン] ローズ : 部長の発言が嘘であってくれたら…そんな藁をつかむような一縷の希望をかけてフォースに聞いてみたが…やはり彼女に嘘はないらしい

[メイン] Chara(Storyshift) : 「……そもそもさ」

[メイン] Chara(Storyshift) : 「*あれは人と言えるのかな?」

[メイン] Chara(Storyshift) : ……あれ?

[メイン] Chara(Storyshift) : 「*理性無く人を襲い貪り食う化け物」

[メイン] Chara(Storyshift) : 待って

[メイン] Chara(Storyshift) : 「*それならいっその事」

[メイン] Chara(Storyshift) : やめて

[メイン] Chara(Storyshift) : 「*殺してしまった方が」

[メイン] Chara(Storyshift) : やめろ!!

[メイン] Chara(Storyshift) : 「………ガアアアアアアアアアアアアア!!!」

[メイン] ローズ : 「Chara!? 突然何を……!?」

[メイン] Chara(Storyshift) : 激しい頭の痛みを抱え込み

[メイン] Chara(Storyshift) : そのまま、倒れる

[メイン] ローズ : 「……勘弁してくれヨ。もうすでにミーの頭はパンク寸前なんだヨ」
とりあえず介抱するか

[メイン] ローズ : 達人なら介抱ぐらいできるだろということで介抱していい?

[メイン] GM : どうぞ!

[メイン] ローズ : CCB<=75 達人 (1D100<=75) > 14 > スペシャル

[メイン] GM : 介抱しました

[メイン] ローズ : 「とりあえず…命に別状はなさそうでほっとしたヨ」

[メイン] 一色沙夜 : 「私も意地悪で要ってるわけじゃないの」
優しく諭すように。

[メイン] 一色沙夜 : 「読んでしまったら身体が変化してしまう。そしてもう元には戻れない、そういう本が実在するの」

[メイン] ローズ : 「……」

[メイン] ローズ : 「まあ…ミーだって大人が子供に戻れないぐらいは知っているしネ…」

[メイン] ローズ : 「そういうもんなんだネ厚のマザーに起きたことは」

[メイン] 一色沙夜 : コクリと頷く。

[メイン] 一色沙夜 : 「でも安心して」

[メイン] 一色沙夜 : 「いえ、安心してって言うのは少し違うわね」

[メイン] 一色沙夜 : 「現実の世界でも完全に怪物になった者は、仲間の元へと行ってしまうらしいわ」

[メイン] 一色沙夜 : 「だから、彼のお母さんもこのままならそうなると思う」

[メイン] 一色沙夜 : 「仲間の元で寿命は全うできるはずよ」

[メイン] ローズ : 「でも流石に……これ以上この街の人々を犠牲にするわけには……」

[メイン] 一色沙夜 : 「いえ、この街には彼女以外の屍食鬼はいないはずよ」

[メイン] 一色沙夜 : 「そうね。このまま見逃すのなら別の場所で被害者が出る可能性はあるわね」

[メイン] ローズ : 「……部長とりあえず夢の世界に送れるかどうか聞いてもいいかナ?」

[メイン] 一色沙夜 : 「ドリームランドに送る方法ね…」

[メイン] 一色沙夜 : 私が覚えている呪文は
《ニョグタの招来/退散》
《旧き印》
《ヴールの印》
《神格との接触/ニャルラトテップ》
《イブン=グハジの粉》

[メイン] 一色沙夜 : これじゃ無理よね

[メイン] ローズ : 「できるどうかはともかくとして……あるんですね?」

[メイン] 一色沙夜 : 「そうね。《門の創造》を使って送る方法は聞いたことがあるわ」

[メイン] ローズ : 「わかりました…フォースよ導いてくれ…」

[メイン] ローズ : というわけでSWハラで取得してみるぞ
来い

[メイン] GM : どうぞ!

[メイン] ローズ : CCB<=75 SWファン (1D100<=75) > 23 > 成功

[メイン] GM : ローズは《門の創造》を覚えました

[メイン] ローズ : 「……ダメもとだったが…感じる……ミーに力が……」

[メイン] ローズ : 「部長……夢の世界では厚のマザーの種族は知られているんですね?」

[メイン] 一色沙夜 : 「ええ。ドリームランドに生息していると読んだわ」

[メイン] ローズ : 「なら多分大丈夫ですね…ミーが思うに…種族として成立している以上は人が食ったり食われたり…それは生存競争だと思うヨ。悲惨なのは変わりないけどそこに卑怯さはない」

[メイン] ローズ : 「……でもこの世界で種族として良く知られてない厚のマザーが人を食って生きていくなら……それは卑怯だとミーは思う」

[メイン] ローズ : 「かといって大々的に発表する訳にもいかない」

[メイン] ローズ : 「無責任なのはどっちも変わりないけどミーに厚のマザーは殺せない……」

[メイン] ローズ : 「……ならせめてミーが少しでも納得できる道を進むヨ。Charaには悪いけどネ」

[メイン] ローズ : 「……厚、ミーができる譲歩はここまでだヨ。これがダメなら……ミーは厚のマザーを殺さないといけなくなる」

[メイン] ローズ : 「……こんな脅迫みたいな言い方で悪いけど……大丈夫かイ?」

[メイン] 犬飼厚 : 「おふくろはさ、こうなってからおれにずっと『ごめんなさい』って謝り続けてたんだ」

[メイン] 犬飼厚 : 「おれはもうおふくろにそんな後悔はさせたくない」

[メイン] 犬飼厚 : 「だからローズ、頼む」

[メイン] ローズ : 「つらい決断をありがとう……わかったよ」

[メイン] ローズ : 門の創造を使い夢の国への門を作る

[メイン] GM : 異空間への門が開きました

[メイン] 犬飼厚 : 「おふくろ。今までありがとう」

[メイン] 犬飼厚 : 「そしてさようなら」

[メイン] 犬飼厚 : 門の先へ肉を放り投げる。

[メイン] 屍食鬼 : それを見てゆっくりと門の方へ進んでいく。

[メイン] 屍食鬼 : 完全に門の先へ進む前に、チラリと犬飼の方を振り向く。

[メイン] 屍食鬼 : 「………」

[メイン] 屍食鬼 : すぐにまた門の方を向いて、異世界へと去って行った。

[メイン] GM : そして門が閉じました

[メイン] ローズ : 「厚マザー…こんなことしかできなくて申し訳ないヨ……せめて後悔のない生を送れるようミーは祈っておくよ」

[メイン] 犬飼厚 : 「ありがとうな」

[メイン] 犬飼厚 : 「おれ、お前たちのこと信用してなかったのに、こんなにしてくれて」

[メイン] 犬飼厚 : 「本当に、ありがとう」

[メイン] 犬飼厚 : ポロポロと涙をこぼす。

[メイン] ローズ : 「あんなの仕方ない事ね。気にしなくていいヨ」
自分がやったことに礼を言われる筋合いはないと思ったが……母親との生活を失った厚がそれでも絞り出した言葉を受け止めぬのは余りにひどいと思いそのまま感謝の言葉を受け止める

[メイン] 犬飼厚 : 涙を拭って

[メイン] 犬飼厚 : 「すぐには無理だと思うけど、色々片付いたらまた学校行くよ」

[メイン] 犬飼厚 : 「そのときはよろしくな」

[メイン] ローズ : 「もちろんだヨ。仁子に色々聞かれるかもしれないからそん時の返答は考えておいた方がいいと思うネ。……少なくともミーたちから言いふらすようなことじゃないからネ」

[メイン] 犬飼厚 : 「はは。そうだな適当な理由を考えとくよ」

[メイン] 一色沙夜 : 「…どうやら解決したようね」

[メイン] ローズ : 「ええ……肉屋はともかくこのことは記事にするのはやめておいた方がいいでしょうネ」

[メイン] 一色沙夜 : 「ええ…」

[メイン] 一色沙夜 : 「仕方ないわね。わかったわよ」

[メイン] 一色沙夜 : 「仁子にも記事にしないように頼まないといけないわね」

[メイン] 一色沙夜 : 「はぁ…面倒くさい」

[メイン] 一色沙夜 : 「私疲れたから先に帰るわね」

[メイン] 一色沙夜 : 「また部活で会いましょう!」

[メイン] 一色沙夜 : そういうと髪をかき上げてその場から去って行った。

[メイン] ローズ : 「……じゃあ厚……ミーも倒れたCharaを送って帰るよ」

[メイン] 犬飼厚 : 「わかった。またな!」

[メイン] ローズ : 「またネ。シーユーアゲイン!」

[メイン] ローズ : 帰り道

[メイン] ローズ : 「あれでよかったのかなあ……」

[メイン] ローズ : もっといい方法がなかったのだろうか…あれで正しかったのか…
そんなことをぐるぐると考えつつCharaを背負って帰り路を歩いて行った

[メイン] GM :  

[メイン] GM :  

[メイン] GM : 肉屋は何処かへと逃走してしまい、警察も犯人を追っているが、結局行方は分かっていない。

[メイン] GM : しかし、あれ以来、次の犠牲者は出ていない。

[メイン] GM : 探索者達は一色を救い出し、連続殺人をくい止めることができたのだ。

[メイン] GM : そして数日後…

[メイン] 一色沙夜 : 「みんなには大切な話があるの」

[メイン] 一色沙夜 : 「とある島で不思議な現象が起きてるそうなの」

[メイン] 一色沙夜 : 「合宿ってことでそこに調査しに行こうと思ってるんだけど、いいわよね?」

[メイン] GM : 探索者達新聞部員の苦労はこれからも続きそうです。

[雑談] system : [ 大野 仁子(おおの にこ) ] SAN : 68 → 80

[雑談] system : [ Chara(Storyshift) ] SAN : 42 → 45

[雑談] system : [ ローズ ] SAN : 59 → 64

[メイン] 大野 仁子(おおの にこ) :  

[メイン] 大野 仁子(おおの にこ) :  

[メイン] 大野 仁子(おおの にこ) :  

[メイン] 大野 仁子(おおの にこ) : …………マジで?

[メイン] 大野 仁子(おおの にこ) : え?嘘ぉ…………!?
あの後、そんな面白そうなことに………!?!?

[メイン] 大野 仁子(おおの にこ) : ああああああ〜〜〜〜〜!!!
私のバカバカバカバカ!!!

[メイン] 大野 仁子(おおの にこ) : あの時家に帰って……また後日、厚の家に行こうかなって思ってたのに
まさか……その日の内に、みんなが厚を説得して……そして、”スクープ”を見れただなんて……!!

[メイン] 大野 仁子(おおの にこ) : さすがみんなだねぇ……能力の高さを窺えるよ……全く
あーあ!参った!!
これは、私の大敗北!!!

[メイン] 大野 仁子(おおの にこ) : 「あーーーもーーー!!命懸けで沙夜助けるとこまでやれたのに!
 肝心なところを見れなかったよぉ!」

[メイン] 大野 仁子(おおの にこ) : 部室で、椅子に座りながらばたばたと暴れる仁子。

[メイン] 大野 仁子(おおの にこ) : 結局彼女は────”スクープ”と合間見えることは、無かったのだ。
気がつけば、厚の家庭はどうやら穏便に片付き
件の肉屋も、今は警察が調査に入って、もう仁子が手出しすることができない。

[メイン] 大野 仁子(おおの にこ) : さらにさらに、謎の先生───サスケ先生も
知らない内に、学校を辞めてしまっただとか……。

[メイン] 大野 仁子(おおの にこ) : 「ねぇねぇ!沙夜!?
 私、スクープを悉く逃してるような気がするんだけどぉ!?」

[メイン] 一色沙夜 : 「…騒々しいわね」
ペラペラと本をめくりながら。

[メイン] 一色沙夜 : 「あなたは先走りすぎなのよ。そうやって得られる情報もあるのでしょうけど、たまにはどんと構えることも必要よ」

[メイン] 大野 仁子(おおの にこ) : 「くっ……………!!」

[メイン] 大野 仁子(おおの にこ) : 大層悔しそうな顔で、ぐぬぬぬぬ!と唸る。
拳をギュッと握り固めながらも、やるせない感情はどこにも発散できない。

[メイン] 大野 仁子(おおの にこ) : 「てゆーか!沙夜も沙夜で!!
 命の恩人に対する態度がー!
 ……あーーもう!いーもん!」

[メイン] 大野 仁子(おおの にこ) : バンッ!と席を立ち、踵を返す。

[メイン] 大野 仁子(おおの にこ) : 「私は私なりのやり方でスクープを追い求める続けるからね!」

[メイン] 一色沙夜 : あら、これでも感謝してるのよ?と言いかけて仁子の方に目をやる。

[メイン] 一色沙夜 : 「ええ。頑張りなさい」

[メイン] 一色沙夜 : あなたがここにいる限り、私が面白い事件を見つけてきてあげるから。

[メイン] 大野 仁子(おおの にこ) : 「………ふふん!」

[メイン] 大野 仁子(おおの にこ) : 扉の外に出る前に、ちらりの沙夜の方を見て
にんまりと笑う。

[メイン] 大野 仁子(おおの にこ) : 「その飄々とした顔がひっくり返るようなニュース
 見つけてきちゃうんだからね!」

[メイン] 大野 仁子(おおの にこ) : 「───部長の座は!いつか私のものだから!」

[メイン] 大野 仁子(おおの にこ) : ビシッ!と、堂々とした態度で指を差し。

[メイン] 一色沙夜 : 髪をかき上げる。

[メイン] 一色沙夜 : いつでも来なさい。楽しみにしてるわ。とでも言いたげな顔で。

[メイン] 大野 仁子(おおの にこ) : ……くぅぅ〜〜〜!!
全く!沙夜にも勝てないや!!

[メイン] 大野 仁子(おおの にこ) : 本当に見ていろ〜〜〜〜〜!!!
でっかいスクープ!!見つけてきてやるんだから!!!

[メイン] 大野 仁子(おおの にこ) : ─────私が、小さい頃に見た
あの……”夢”のような世界を、このカメラに収めるんだ。

[メイン] 大野 仁子(おおの にこ) : この世界は、こんなちっぽけじゃない
もっと、もっと─────広いんだ。

[メイン] 大野 仁子(おおの にこ) : 私は、その果てを知りたい。
それを知ってしまったからには、止められない。

[メイン] 大野 仁子(おおの にこ) : そうして仁子は、勢いよく部室を飛び出て行った。
沙夜をギャフンと言わしめるようなものを見つけるために。

[メイン] 大野 仁子(おおの にこ) : その結果────。

[メイン] 大野 仁子(おおの にこ) : ────風邪を引いてしまった。
ただの、不運で。

[メイン] 大野 仁子(おおの にこ) : それにより、仁子は合宿の話が出た際に
参加することができなかった。

[メイン] 大野 仁子(おおの にこ) : 「うわぁぁああぁぁぁ〜〜〜〜ん!!!!」

[メイン] 大野 仁子(おおの にこ) : 「スクープがぁあぁぁぁ〜〜〜〜〜…………」

[メイン] 大野 仁子(おおの にこ) : 「……ぶあっくしょんッッッ!!!!」

[メイン] 大野 仁子(おおの にこ) : 鼻水を垂らしながら、ジャーナリストの孤独な叫びは、誰にも届かぬまま、消えていったとさ───。

[メイン] 大野 仁子(おおの にこ) :  

[メイン] 大野 仁子(おおの にこ) :  

[メイン] 大野 仁子(おおの にこ) :  

[メイン] ローズ : 「遠い昔、はるかかなたの銀河で…か」

[メイン] ローズ : 落ち着いたのでSWを見ていたらプロローグで流れた文字に目が止まり一時停止ボタンを押す…

[メイン] ローズ : その言葉で遥か彼方に行った厚のマザーを思い出したのだ

[メイン] ローズ : 「……元気にしているかなァ厚マザー」

[メイン] ローズ : 「……でも元気にしていたら……それはそれで向こうの人たちにまずい気も……うーん……」

[メイン] ローズ : 結局のところ自分がやったのは無責任なことだ
人の肉を食う事を是としたのだ

[メイン] ローズ : 「ジェダイだったらあんなことは許されないだろうな……ミーは結局の所ファンでしかないんだなァ…」

[メイン] ローズ : この映画に出てくるジェダイの騎士だったらもっと責任を持った方法を取れてたのだろう。でもミーはしょせんただのファンでしかなくあんな方法しか取れなかった。

[メイン] ローズ : 「Charaが倒れなかったら……あそこで最後まで立っていたのがミーじゃなくて…それこそ本物のジェダイのようなもっとましな人だったら……」

[メイン] ローズ : ぐるぐる考えてモヤモヤが胸にたまる

[メイン] ローズ : が…振り払う

[メイン] ローズ : 「……ま、来なかったもんは仕方ない。ミーにはミーが出来ることをやった……それでいいのかな…?」

[メイン] ローズ : ……考えても答えは尽きない。きっとこれからもそうだろう……

[メイン] ローズ : このモヤモヤと付き合っていくのががミーなりの無責任への責任の取り方…そう思うことにしよう

[メイン] ローズ : 「……よし!見るか!」

[メイン] ローズ : やったことへの向き合い方の決心もついた。迷いはない
再び再生ボタンを教えSWを見ることにした

[メイン] ローズ :  

[メイン] ローズ :  

[メイン] ローズ :